30代のAGA治療記

AGAという病気に冒されたおっさんが、日本を代表して立ち向かう

AGA専門のクリニックへ行ってきた感想

 

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こんにちは、雨に濡れるのが怖くて天気予報を見逃せないおっさんです

 

タイトル通り今回「AGA専門のクリニックへ行ってきた感想」を報告していこうと思います。

 

 

 

いざ、出陣

 

 

「思ったより早く着いたな、、、」

 

緊張と楽しみが入り交じる中、足取りが軽く1時間前に僕は繁華街の駅前についていた。

 

駅から徒歩およそ5分で着くらしいが、場所を確認しておくのは大事だ。

 

早めに着いてなにも悪いことはない。

 

グーグルマップを確認しながら街のなかを進んでいく。

 

少しすると電気屋の近くにキレイなビルがみえている。

 

 

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到着

 

 

思わず見上げてしまうビル。

 

ここの9階が僕の目的地だ。

 

ビルの前についただけでも思わず笑みがこぼれてしまう。

 

今日から毎月こちらへお世話になるのだ。

 

 

「宜しくお願いします」

 

 

ビルの前で一礼をし、エスカレーターへ、、、

 

おっと緊張でお腹が、、、

 

一度トイレに行ってからにしよう。

 

 

 

 

そしてビル内へ、、、

 

 

 

視線

 

 

エスカレーターが終わるとエレベーターへ向かうらしい

 

 

ふと感じる視線、、、気のせいか?

 

 

そこで気づく、皆スーツだ。

 

僕はというと、私服だ。

 

浮いている。

 

平日のお昼前、こんなビルに私服の奴がほとんどいるわけがない。

 

皆仕事をしているのだ。

 

 

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「こいつAGA治療しに来たな」

 

「ハゲに悩んでいるのかこいつ」

 

 

聞こえもしない声が聞こえる。

 

胃が痛い!

 

やめてくれ!違うんだ!

 

被害妄想か本当かわからず恥ずかしさを感じながらも9階へ続くエレベーターへ、、、

 

 

 

そして9階へ

 

 

        チーン

 

 

エレベーターが到着した。

 

とうとう着いたのだ。

 

受付が近づいてくる。

 

受付には2人の女性、、、

 

 

「ここでもバカにされるのか、、、」

 

 

ため息をついた後、名前を告げる。

 

 

「おっさん様ですね!お待ちしておりました!」

 

 

ん?感じがいいぞ!?

 

小馬鹿にした笑顔ではなく、笑顔である。

 

後でバカにされていても全然ありがたい。

 

ホッと一息ついていると個室へ案内される。

 

これから僕はどうなるのか?

 

カウンセリングが始まる。

 

 

 

カウンセリング

 

 

コンコン

 

 

ノックの後、白衣姿の1人の男性が入ってきた。

 

今日カウンセリングを担当してくれる人らしい。

 

もちろんハゲていない。

 

しかしハゲていないことを自慢げにする様子もない。

 

普通に感じのいい男性だ。

 

 

「感じのいいふりをして大金を契約させるのか?」

 

「騙されるな!ここは東京だ!」

 

 

そんなことを心の中で考えていると男性の説明が始まる。

 

 

聞くとこの男性はお医者さんではなく、40分くらいのカウンセリングの後、その情報を見てお医者さんが薬を処方してくれるらしい。

 


お茶とおしぼりが出され、カウンセリングが始まった、、、

 

 

抜け毛はいつごろから気になったか?

 

今まで使った育毛剤、薬を飲むとどうなるか?

 

現状維持したいならこれ、今より増やしたいならこれとこれ。

 

 

質問を答える合間に丁寧に説明もしてくれる。

 

頭皮の写真を撮ってもらった。

 

軽度、中度、重度?みたいなのがあり、僕は生え際は中度、つむじや前頭葉あたりは軽度らしい。

 

生え際はしっかりと戻すのは難しいが、M字に薄くなってきたところは生えるらしい。

 

嘘でも他人に言われると嬉しいもんだ。

 

そして大きい契約などさせられないらしい。

 

カウンセリングが終わるころ、僕はこの会って40分の男性に心を開いていた。

 

現状を維持する薬と生やす薬、今日もらって帰れるらしいが飲むのは血液検査の結果がでてからだそう。

 

血液検査の結果次第ではストップがかかることもあるのだとか。

 

そう言い残して男性は個室を後にした、、、

 

 

 

血液検査に本日2度目の緊張感が走る!

 

 

 

血液検査

 

 

コンコン 

 

 

男性がいなくなってすぐ、明るい女性が入ってきた。

 

緊張しているのが伝わったのか女性はやたら話しかけてくれる。

 

ありがたいことだ。

 

痛くもない注射がすぐに終わり女性は僕の血液を持って消えていった、、、

 

 

最後はお医者さんとご対面だ!

 

 

本日のラスボスがこの後登場するのだ!

 

 

お医者さん、現る!

 

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コンコン

 

 

本日3度目のコンコン!

 

しかし前の2度のコンコンとはまったくもって違うコンコンだ。

 

この3度目コンコンはラスボスのコンコンなのである。

 

ラスボスの正体は、、、

 

 

皆さんご存知お医者さんである。

 

 

ラスボスと言って申し訳ないが、この人、いやこの方が薬を出さないと言ったら出ないのだ。

 

薬が出ないということは、これからまたハゲた髪を生やすために頑張る生活に逆戻りな訳である。 

 

そんなことを2秒程考えているあいだにお医者さんが入ってきた。

 

物腰は柔らかそうだが油断できない。

 

先ほどの男性に聞かれたことと同じことを何点か聞かれた頭皮をみられた後、

 

 

 

「はーいじゃあお薬はお会計の時にもらって下さい」

 

 

 

え?それだけか?

 

拍子抜けしてしまった。

 

あの緊張はなんだったのか?

 

僕は無事、薬にたどりつけたのか?

 

 

よかった。

 

 

安心した。

 

 

薬はもらえることが確定したが、血液検査の結果が何日かあとにきてから飲み始めていいらしい。

 

無事にこのダンジョンからアイテムを持って帰れるのだ。

 

お医者さんが出ていくのと入れ替わりで、受付の女性がお会計をしにきた。

 

薬をもらえてニヤニヤしているハゲたおっさんを、この女性はどんな気持ちで見ていたのだろう。

 

そんなことを考える間もなくゴールドを支払い、このフロアをあとにすることになった。

 

 

いざ、生還

 

 

AGAのクリニックを後にするまで、他のお客さんとは1度も会うことはなかった。

 

最初から最後まで丁寧にしてもらっているのをとても感じた。

 

他の個室から声は聞こえたので、僕だけではないのもわかっていた。

 

こういう配慮はありがたい。

 

受付の女性に礼を言い、クリニックを後にした。

 

 

 

!!?

 

 

 

そこでまさかの

 

 

 

このビルの会社の人と鉢合わせしてしまうとは!!!

 

 

 

あちらも気を使って顔をふせてはくれていたが、

 

 

 

最後の最後で恥ずかしい思いをしてしまった、、、

 

 

 

それでも僕は今日

 

 

 

自分のハゲを治す薬を

 

 

 

ダンジョンから持ち帰ったのである。

 

 

 

 

本日の戦利品

 

ハゲの特効薬(守り)

 

ハゲの特効薬(攻め)

 

緊張からの胃のダメージ   10×3

 

血液            ー少し

 

 

 

ー21000ゴールド